12月のおススメ3冊、
ご紹介します。

そういえば!

12月度は

11月27日から、
12月22日までの
4週間です。

12月25日からは
1月度。

最初の1週間、
通塾時間が
変わりますので、
また、ご案内いたします。

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[書 名]
 『 さかなクンの一魚一会 』 1404円

[著者名]
 さかなクン   

[出版社]
 講談社 

[内容と魅力]

この本は、
魚が好きな人や
生きる喜びを考えたい人、

そして
楽しく読める本がほしい人に
お勧めの一冊です。

作者は、
大学入試に失敗し、
専門学校しか出ていない
のにも関わらず、

現在は「東京海洋大学」の先生を
しておられ、

「海洋立国推進功労者」として
内閣総理大臣賞も受賞しておられます。

この本は、
「お魚が好きで好きで、
ただひたすらお魚さんたちだけを
夢中で追い続けていたら」、

気が付くと、
「さかなクン」として
この場にいたという、

これまでの経験を
まとめたものです。

作者の具体的な体験談によって
楽しく読み進められます。

小学生のころ、
担任の先生が
お母さんにこう注意されます。

「授業中も魚の絵を
描いてばかりで、

授業にまったく
集中していません。

学校の勉強も
きちんとやるように

家庭でも指導して
いただけませんか」と。

すると、お母さんは、
こう答えたと言います。

「それでいいんです。
成績が優秀な子がいれば
そうでない子もいて、
だからいいんじゃないですか。

みんながみんな一緒だったら、
ロボットになっちゃいますよ」と。

こんなお母さんに
育てられたこともあり、

小学校の卒業式に
ランドセルを背負って
出席したりします。

「全国魚通選手権」に出場したり、
魚屋さんの看板を描いたり、

水族館で作品展を
開いたりするうちに、

その存在が
全国に知れ渡るように
なっていきました。

そして今、
小学生の卒業文集に書いた
「東京水産大学の先生になって
お魚の図鑑を作りたい」

という夢を叶えつつあります。

この本は、私たちに、
本気で打ち込めば夢は叶う

ということを教えてくれます。

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[書 名]
 『 サッカーボーイズ 14歳 』 648円

[著者名]
 はらだ みずき   

[出版社]
 角川書店 

[内容と魅力]

サッカーの面白さや
それを通した絆を楽しみたい人に
お勧めの本です。

逆転負けを喫する原因である
ゴールキーパーの「オッサ」には、

実力はありながら、
なぜかボールが飛んだ瞬間に
顔を反らしてしまう癖がありました。

ある日、「オッサ」の身体に
アザがあることを知った
「遼介」たちは、

その理由を探るため
「オッサ」のあとをつけます。

そこで目にしたものは、
数名の野球部の部員に囲まれ、

バットを持たされて
バッターボックスに立たされた
「オッサ」の姿でした。

彼の身体にできた
アザや傷は野球部をやめて
サッカー部の一員となったことに
原因があったことを
そのときに知るのです。

この問題の解決によって、
「オッサ」の恐怖心もなくなり、

チームメイトの不信感も消えて
チームは一つとなって、

チームは勝利を重ねるように
なります。

顧問の木暮は、こう言います。

「何かに夢中になれる時間は、
人生の中でどれくらいあるだろう。

おまえらが本気で
サッカーに夢中になれるのは、
今なんだ」と。

「マノン」や「ターン」など
多くの知識を知るのも楽しみの一つです。

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[書 名]
 『 光媒の花 』 583円

[著者名]
 道尾 秀介     

[出版社]
 集英社

[内容と魅力]

親子愛、兄弟愛、
人のつながりの大切さ
について考えたい人に
お勧めの本です。

この作品は、
6つの「連作」となる作品から
成るものです。

内容の異なる短編が
6編収められているような
感じがしますが、

それぞれの話に登場する人々が
何処かでつながっているのです。

たとえば、
両親の不和が原因で
耳の聞こえなくなった少女由希が

川沿いでシロツメグサを
摘んでいるところに、

一台の作業用トラックが
バックしてきます。

運転手はその少女の存在に
全く気づきません。

ここでは少女を救おうとする
「私」の視点で描かれており、

運転手については
全く触れていません。

ところがその後にある話は、
この運転手を主人公として
描かれており、

少女の存在に
気づかなかった状況を
振り返り、

事故に至らなくて
よかったとホッとする場面が
あります。

読み進めていくうちに
それぞれに登場する人物が
関係し合っていることが
分かってくるのも
楽しみの一つです。

今注目の作家の一人ですが、
この作品が一番優れた作品
だと思います。

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