これから、毎月1回、
こどもたちにおすすめしたい書物を
ご紹介していきます。

毎週5冊、本を読まれる、
国語指導歴40年の
高橋美行先生による
セレクトです( ◠‿◠ )
(作文・小論文に強い先生です)

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[書 名] 『 奇跡のリンゴ 』 576円

[著者名]  石川 拓治

[出版社] 幻冬舎

[内容と魅力]
生きる勇気をもらいたい人、
解決策がわからずにいる人、
家族のつながりを大切にしたい人に
お勧めしたい一冊です。

この本は、
NHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」で
取り上げられて大きな反響があり、
それを書籍化したものです。

「農薬も肥料も使わず、
たわわにリンゴを実らせ、
しかもそのリンゴは腐らない」
という情報をもとに取材が始まります。

農業を営む木村秋則さんは、
リンゴの木の葉が農薬で真っ白になった光景を
小さなころから眼にしてきました。

それもそのはず、
リンゴは害虫に弱いため
1年間に13回も消毒を繰り返し、
出荷時に農薬が残らないように
消毒の時期をうまく調整している
のだそうです。

木村さんは、
絶対安全なリンゴを作るために
様々な試みをします。

そのためにトラクターも
自動車もバイクも
売れるものは全て売り払い、

子どもたちは
買うお金もないために
チビた鉛筆を
セロテープでくっつけたものを
使用していたといいます。

それでも、
家族は木村さんに協力し、
決して責めたりしませんでした。

行きづまった木村さんは、
ある日自殺を決意して山に入ります。

そのときふと考えついたことが、
無農薬で肥料も全く使用しない
リンゴ農法の大発見へと
つながるのです。

[書 名]
『 脳にいいことだけをやりなさい 』 648円

[著者名]
マーシー・シャイモフ
(訳) 茂木健一郎

[出版社] 三笠書房

[内容と魅力]
ついネガティブな思考をしてしまう人や
幸せになる生き方を知りたいと
考えている人にお勧めしたい一冊です。

具体的には、
「脳を活性化させて、幸せになるための7つの要素」、
「なぜかモテる人」の共通項、
「人が変わるための方法」、
「ネガティブ思考の解消法」
「あなたの脳が今どれくらい
幸せを感じているかを知る診断方法」

など多くのことを楽しく学ぶことができます。

人は一日に6万個の物事を考えていて、
その95%は前日も前々日も考えていた
ことだといいます。

ただ、残念ながら
その80%はネガティブなもの
なのだそうです。

また最近の調査では、
平均的な人が一日に漏らす
不平の数は

小さいことまで含めると
70回もあるといいます。

この本では
そのマイナス思考を
プラス思考に転換する方法
なども具体的に
紹介されています。

70万部を突破して
ベストセラーとなった
この本に触れることによって、
あなたも幸せな生き方を
身につけられるのでは
ないでしょうか。

[書 名]
『 ざんねんないきもの事典 』900円

[著者名]
今泉 忠明

[出版社]
高橋書店

[内容と魅力]
これは、動物が大好きな人や
生物の進化について
興味のある小・中・高校生に
お勧めしたい一冊です。

「事典」とありますが、
『読解はかせ』を生物の話に絞って
編集したような内容です。

これまでに発見された生き物は
400万種を越えており、
今も発見され続けているので

最終的には
数億種になるといいます。

最初に、
「ざんねんないきものとは
一生けんめいなのに、
どこかざんねんな
いきものたちのこと」
とあり、

「おもしろい」
「なぜだろう」

と思いながら
読み進められると
書かれています。

まず、
「ホタルのヒカリは、
プロポーズの合図」

「ニホンザルは、
おしりが赤ければ赤いほどモテる」

「ウナギの体が黒いのは、
ただの日焼け」

など、
「ざんねんな体」の話が50話ほど
紹介されています。

次に「ざんねんな生き方」として、
「イルカは眠るとおぼれる」
「コアラはユーカリにふくまれる
猛毒のせいで一日中寝ている」
などの話が50話近くあり、

最後に、
「はちみつは、じつはミツバチのゲロ」
「ハエは足のうらで味を感じる」

などの
「ざんねんな能力」の話が
30話程度紹介されています。

ひとつの話が250字程度で紹介され、
ルビもふられているので、
小・中学生でも楽しく読めます。

「使われるものは進化し、
使わないものは退化する」

ことを実感させる
内容となっています。

この作品は
今たいへん評判となっており、
書店にはもう続編も並んでいます。

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いかがでしたか?
塾にも置いてみようかな
と思うものばかりでした。

暑い日は、
まだまだ続きそうで

体力は、調整しないと
バテテしまいそうですが

「頭」を使いすぎて
死んでしまった人は
世界中、歴史が始まって以来

「1人もいない」

と聞いています。

大人も子供も
頭をフル回転させる秋に
していきたいですね。